スイミング用語『水平ターン』について
~水平ターン~
水平ターンとは、片手で壁をタッチしてあしを曲げてひきつけ、体を反転させて壁を蹴る方法。
水平ターンのポイントは、水の抵抗を極力抑えるために、体がしっかり水の中に沈んでいる上体でターンし壁を蹴ることが良いでしょう。
スイミング用語『水平ターン』について
~水平ターン~
水平ターンとは、片手で壁をタッチしてあしを曲げてひきつけ、体を反転させて壁を蹴る方法。
水平ターンのポイントは、水の抵抗を極力抑えるために、体がしっかり水の中に沈んでいる上体でターンし壁を蹴ることが良いでしょう。
これからスイミングを始める方や、水に慣れていない人などは、どの泳ぎからマスターすればよいか悩むことも多いようです。それもそのはず!!分からないところから始めることは未知の世界でもあります。
ここでは、初心者の方がどの泳ぎが一番簡単にマスターしやすいかについて述べていきたいと思います。
スイミング泳法には、一般的に、クロール、背泳ぎ、平泳ぎ、バタフライの4種類に分かれます。その人の好みや得意、不得意分野などがあるので一丸にこれが一番簡単な泳ぎだというようにハッキリ記載するのは難しいのですが、比較的感覚で覚えることができるといわれる平泳ぎが初心者の方には一番覚えやすく、また泳ぎやすい泳法なのではないでしょうか。
この理由に上げられる点として、泳ぎの中では必ず手の動きや腕の動きといった上部の動作が入ります。平泳ぎのストロークは、顔の前でかく動作になりますので、自分の目で確認しながら泳ぐことが可能な泳法なのです。そのため確認しながら練習が行えるので覚えるのも他の泳法に比べたら早くコツがつかめるといったメリットがあるからなのです。
また、平泳ぎでは、顔を水につけない泳ぎが可能になるので、呼吸法の練習をしなくても、また、水に顔をつけるのが苦手な方でも誰でもすぐに練習できる泳ぎなのです。このような理由から、たとえ、完璧に泳げないとしても、さまになる泳ぎが可能な上、簡単に感覚的に覚えやすい泳法なので初心者の方には一番に覚えてもらいたい泳ぎなのです。
初心者のクロール泳ぎは、どうしても上体が立ってしまいがちになるため、良い練習方法の一つとしておすすめしたいのが、浮き具を使った練習法です。
どこのプールでも完備されている、ビート板でかまいません。このビート板を足に挟んで練習する浮き具練習を行いましょう。
足に浮き具をつけることにより、腰が高い位置に保たれるので、上体が立ってしまいがちなところを、自然に水平姿勢に保ってくれます。この水平姿勢は泳ぎには必須なので、水平姿勢が正しくできれば、手の使い方でクロールを進むコツをつかむ練習や、正しいストロークの基本の練習も可能になるのです。
クロールの基礎を覚えるために、効率のよい練習を行うことをおすすめします。
クロールの蹴り方のコツは、足首が曲がっていると、水を蹴る力はどうしてもその分小さくなってしまいます。左右の足の親指がそれぞれ内側に向くように足首を伸ばしましょう。親指同士が軽く触れ合う感じのキックを意識すると良いキックができます。
足首を伸ばしたやわらかい蹴り方が水の中で大きな推進力を招いてくれるので、クロール泳ぎのスピードアップにつながります。
クロール泳ぎの呼吸では、最終的に右も左もどちら側でも上手く呼吸がスムーズにいくことが理想です。しかし、最初の段階からは少し難易度が高いでしょう。
泳ぎはじめたばかりの人では、無理に両方で呼吸をしなくても構いません。左右どちらかの、自分のブレスのしやすい方だけで呼吸することでよいのです。まずは、自分のブレスがしやすい片側だけでクロールを泳ぎながら息継ぎの練習をし、泳ぎながらの呼吸をしっかりマスターすることです。たとえどちらか片側のみでしか呼吸ができないとしても、泳ぎに困ることはないのです!
基本は1ストローク(左右、ひとかきして)1ブレス(呼吸)
これに慣れてきたら2ストローク(左右、ひとかき+左右、ひとかき)1ブレス(呼吸)
というように、徐々に息継ぎと息継ぎの間の時間を伸ばしていき、ある程度呼吸が身についてきたら、1ストローク半につき1ブレスというように、逆側での呼吸も試しながら少しずつ呼吸のしずらい方もマスターすればよいのです。
長く泳ぐためにも、泳ぎの途中で息が苦しくならないことがベスト!
そのためには、大きくゆったりとしたフォームで泳ぐことに心がけるとよいのです。初心者の水泳では、水の中での呼吸に慣れないため、呼吸のための時間をしっかり確保したいところでも、焦りからくる泳ぎや、リズムが崩れた泳ぎが原因で、慌てた泳ぎから上手に呼吸の時間がつくれないのです。
腕をリラックスさせて大きく動かすために、手首の力を抜くようにして泳ぐとよいでしょう。手首の力を抜くと、自然と肩から腕にかけての無駄な力が抜けゆったりとしたリカバリーが可能になります。
リカバリーが小さくなると呼吸はしにくくなりますので、大きなフォームで力を抜いた泳ぎが息苦しさを解消してくれるのです。
泳ぎに慣れていないうちですと、クロール泳ぎの息継ぎがうまくできなく息苦しく感じることが多いです。
上達すれば、息の吸い込みと吐き出しが瞬間的に上手くできるようになりますが、初心者ではそう簡単にできないものです。特に、リカバリーが小さくなると呼吸がしにくくなるのです。また、息継ぎの際、深い呼吸ができていないため息苦しくなることも大きな原因です。
一度の呼吸で新しい空気をしっかり吸い込めるように心がけましょう。
クロール泳ぎの基本的なかき方、手と腕の使い方を覚えて、スピードアップを目指します。
~クロールのかき方、手と腕の使い方~
まず、腕を前に回すとき
力を抜いて、ゆったりと大きいフォームで腕を回します。そして、前に伸ばし、できるだけ遠くの位置から水に差し入れることがよいです。(意識しすぎると力が入ってしまいますので、自然にできるように練習しましょう)
~腕を回し、指先からした後の手のかき方~
腕を回し指先から水の中へ差し入れます。指先は底のほうへ向け、ひじの角度を保ちながら(ひじが伸びきらないように)、手のひらで水をしっかりかきながら泳ぎましょう。
※力強くしっかりかくことが重要です。そして手のひらの向きや角度を調節しながら水を手のひらでとらえてかくことがスピードアップにつながります。
当サイトでは泳ぎのコツや楽に泳ぐ方法などスピードアップ術などの情報もご紹介中!
スイミング用語『キャッチアップクロール』について
~『キャッチアップクロール』とは?~
キャッチアップクロールとは、スイミング初心者のクロール泳ぎの練習に用いる泳ぎ方の一つで、ビート板を使わない泳ぎになります。
常に片方の腕を前に伸ばしたままにして泳ぎ、もう一方の腕を回して前に手が揃ったら、次に伸ばしていたほうの腕を回し、かき始める泳ぎ方です。片手ずつ一つ一つゆっくりと動かすクロール泳ぎの初心者向け練習方法ですので、大きなストロークを身につけるにも役立つ泳ぎ方です。このキャッチアップクロールは一つ一つの動作を自分でゆっくり泳ぎながら確認できるので、クロールを早く上達させるためにも、初心者の人はこの泳ぎ方マスターし、徐々に泳げるようにしていくとよいでしょう。
スイミング用語『プッシュ』とは
~プッシュとは?~
『プッシュ』とは、入水後、肩の下から後方に押し出す部分のことをプッシュといいます。
クロール泳ぎは『グライド』『プル』『プッシュ』『リカバリー』の四つの場面に分かれていますので、プッシュの意味は覚えておくと良いです。
スイミング用語(グライド)について
~『グライド』とは?~
『グライド』とは、入水した後に、まっすぐ腕を伸ばす部分のことを『グライド』いいます。
とくに、クロール泳ぎでは『グライド』『プル』『プッシュ』『リカバリー』の四つの場面に分かれています。大事なスイミング用語ですので、グライドの意味は覚えておくと良いです。
基本的なクロールの泳ぎ方を身につけるため、まず大事なのは難しいことを考えずにゆっくりと大きく水をかく!!これを第一に意識して泳ぎましょう。
クロールの泳ぎの動きを細かく難しく考えるとかえってストロークが小さくなります。水をかくという動作や腕の回し方が小さくなると、バタバタと慌しい泳ぎになってしまい、結果的に息継ぎする時間が短くなったりします。ゆったりとした大きなストロークで泳げは、泳いでいる時の呼吸も楽にできるはず。
基本は、大きな動きで水をかき、余裕をもった泳ぎをすることを忘れないで!!
~初心者向けクロールの基本の泳ぎ方~
まずは両手を前に伸ばし、水中で力を抜いて水平姿勢を保ちながら浮いてみましょう。
そして、両手は前に伸ばしたまま、足をバタ足をします。バタバタとあまり激しく上下させなくても前方に進めるようになります。
ここまできたら、クロール泳ぎを開始しましょう。
ステップ1
まず、右手だけ前に伸ばし、左手は体のラインと同じく下においたまま水平姿勢で浮きます。そしてバタ足を開始します。伸ばしていない左手を回して前にもっていく段階の最初の動作として、左手を水面からひじから抜き上げます。
ステップ2
右手をかきはじめます。(バタ足はずっと続けます)
右手をかきはじめるのと同時に、抜き上げた左手を、ひじの高さをひじの高さを水面上で保ちながら前に回してきます。
ステップ3
右手をまっすぐ、後方へかきながら、前にもってきた左手を指先から水の中へ差し込む。
ステップ4
右手を体の真下までかき続けながら、左手を前に伸ばし、右手で作った推進力をうまく使いましょう。
ステップ5
次に、左手は伸ばしつつ、右手を水から抜き上げやすい太ももの付け根辺りまでかききろう。
ステップ6(呼吸法)
かききった右手を水から抜いて抜いて回し始め、体の向きにあわせて無理に体を傾けようとせず、自然な体勢から顔を横に向けて呼吸しましょう。
ステップ7
呼吸できたら、顔を水の中へ下向きに戻しながら、右手を今度は前に回していく。
ステップ8
伸ばしていた左手を、下に向かってかき始め、右手を水の中に指先から差し入れる。
ステップ9
左手を後方へとかいていき、水に入れた右手は前方に伸ばし、左手の推進力をうまく使ってみましょう。
長く泳ぐための1つ目のコツは、まずはいろいろな泳ぎ方をして自分に合った疲れない泳法を選ぶことです。そして、一つの泳ぎ方だけで泳いでいると、体の使い方が同じになるので、同じ筋肉を使ってしまい非常に疲れやすくなるものなのです。よって、長く泳ぐためには、一種類の泳ぎ方だけではなく、いろんなパターンで泳ぎを変えてみることが秘訣になります。
たとえば、クロール泳ぎをし、疲れが感じられた頃に、別の泳ぎに変え、平泳ぎを試すことで、体の使い方は泳ぎ方が違ってくるので同じ場所に長時間負荷がかからずに済むので、長く泳げるようになるのです。
この方法は、スイミングによって引き起こる疲労感も抑えてくれる効果があるので試す価値は大いにあると考えられます。長時間泳ぎたいなら是非トライしてみましょう。
長く泳ぐのが目的であれば、やはり一番はクロールが最適でしょう。しかし、泳ぎに慣れていない初心者などでは、下半身のキック(バタ足)にばかり頼りすぎる状況ができてしまう傾向があるため、足に疲労を感じてしまう方が多いのです。長く泳ぎ続けるには、下半身だけでもダメで、また、上半身だけでもダメなのです。
体全身を使って泳いでみましょう。キック(バタ足)にばかり頼り過ぎない泳ぎ方をマスターできるとよいです。泳ぎ方を自分で意識して変えてみることで、今まで使われていなかった筋肉が鍛えられたり、疲労を感じていた足が楽になれたりと体の変化がでてくるはずです。