上手に泳げるようになるためには、水の抵抗を最小限にくいとどめることが大事なポイントです。水の抵抗を最低限にするということは、泳ぐ姿勢(基本の姿勢)が正しくなければ推進力を生かすこともできずに上手く泳ぐことができないのです。
水中での泳ぎの正しい基本姿勢とは、体を水平にし、水の抵抗を最低限に抑える基本的な姿勢(ストリームライン)のことです。まずは、泳ぎ始めるときのスタート時点の位置を確認し、基本姿勢を水中でとれるよう準備しましょう。
~泳ぎの基本姿勢その①(最初の時点で深く潜っているか確認しよう)~
泳ぎ始めるスタート時点(壁を蹴り始める時)で、深く潜れているかが、水中での基本姿勢が正しくとれているかにつながる重要なポイントです。泳ぐスタートが水面近くだと、水の抵抗力は増してしまいます。これでは蹴伸びの推進力が生かされないのです。
なるべく、深く潜った位置からスタートがとれるようにスタート位置を意識し、水中で正しい基本姿勢がとれるよう練習することがよいでしょう。