水中で動く運動は有酸素運動の一つですが、地上で行う普通の運動(ウォーキング、ジョギング、エアロビなど)との違いははっきりとあります。
水中で行う運動には大きくわけて、『浮力』『水圧』『抵抗』の3つの種類の力が体に働きます。これは、他の運動にはないもので、水中運動に限っての特徴だといえます。
『浮力』は、水に入ることで、体重は10分の1の重さに減少します。よって、膝や腰に負担をかけずに動くことが可能になります。
『水圧』は、水の密度というのは空気の約800倍といわれているので、呼吸筋を鍛えることが可能になるのです。
『水の抵抗』は、速く動けば大きくなり、ゆっくり動けば小さくなります。このことを上手く利用すれば自分の筋力にあった負担の大きさを自分で自由に調節できるのが可能なのです。